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「褐色脂肪ダイエット」とは

痩せる(やせる)体質とは、ダイエットをしなくてもたくさん食べて太りにくい、または普通に食べてもスリムな状態を保つことができるといった体質のことをいいます。痩せる体質には大きく分けると2種類あり、食物の消化吸収能力が低いことによるものとエネルギーの消費が多いことによるものです。

前者は同じものを食べても栄養として吸収する能力(吸収量)が少ないという理由で太りにくく、生来の体質や病気によるものなので、ならないほうがよいのです。後者は同じものを食べて同じだけ活動しても基礎代謝で使うエネルギーが多いため太りにくいというダイエット効果があらわれやすい体質なのです。

「褐色脂肪ダイエット」とは,やせる脂肪である「褐色脂肪」を活性化させ,やせやすい体にするダイエット法です。


【2種類の脂肪細胞,「白色脂肪」と「褐色脂肪」とは】


体脂肪には,2種類の脂肪細胞があります。
1つは,「白色脂肪」で,脂肪がついて太っちゃった,という類の脂肪。
もう1つは,「褐色脂肪」で,いわゆる善玉の脂肪。


褐色脂肪はやせる脂肪といわれ,熱を放出してエネルギーを消費しやすくし,体温を保持する役目があります。
成人でも全部合わせて40グラムほどで,褐色脂肪の働きが活発だと,余分な脂肪がどんどん燃えて脂肪が蓄積されることはありません。


肥満ぎみの人は,この褐色脂肪の働きが弱っているともいえます。
褐色脂肪は交感神経の刺激によって,その働きが活発化します。
交感神経の働きをうまく目覚めさせてやれば,効果的に脂肪を減らすことができるでしょう。


【褐色脂肪を活性化させる効果的な方法とは】


褐色脂肪は,首筋,わきの下,肩甲骨の周辺,心臓の周辺,腎臓の周辺に集まっています。
食事をすると首筋が温かくなったりするのは,褐色脂肪がエネルギーを消費しているからです。


こういう人は基礎代謝が良く,食べても太りにくい,褐色脂肪が元気な人です。
逆に,食事をしてもこの周辺が熱くならない人は,褐色脂肪の働きが鈍いといえるでしょう。


そこで,褐色脂肪の働きを活性化させる効果的な方法が「温冷シャワー」です。
温水と冷水を交互に,首筋,わきの下,肩甲骨の周辺などに,約20秒ずつ当てていきます。
集中的にその部分を刺激することで,短時間で交感神経に切り替わって,褐色脂肪が活性化し始めます。


特に,体が活動的になる朝のシャワーがおすすめです。
ただし,心臓の弱い人や極度に疲れている場合はひかえるべきです。


【ほかのダイエットとの併用でより効果アップ】


交感神経が働いて脂肪が燃えやすくなる仕組みは,種々のダイエットに応用されています。
特徴は,褐色脂肪が集まっている部分を直接刺激して,より効果的に活性化させるという点です。


この他,さきほどの部位のストレッチや,ダンベル体操も褐色脂肪ダイエットのひとつになります。
特にシャワーを使ったダイエットはお手軽なので,これと,他のダイエットとの組み合わせで効果アップが期待できます。


運動や食事に気をつけても体重が減らない人は,基礎代謝や交感神経の働きが鈍いのかもしれません。
このような人は特に,褐色脂肪を意識したこのダイエットが有効です。

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