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「ハリウッドダイエット」とは

痩せる(やせる)体質とは、ダイエットをしなくてもたくさん食べて太りにくい、または普通に食べてもスリムな状態を保つことができるといった体質のことをいいます。痩せる体質には大きく分けると2種類あり、食物の消化吸収能力が低いことによるものとエネルギーの消費が多いことによるものです。

前者は同じものを食べても栄養として吸収する能力(吸収量)が少ないという理由で太りにくく、生来の体質や病気によるものなので、ならないほうがよいのです。後者は同じものを食べて同じだけ活動しても基礎代謝で使うエネルギーが多いため太りにくいというダイエット効果があらわれやすい体質なのです。

「ハリウッドダイエット」とは,炭水化物,タンパク質,脂肪のカロリー比率を4・3・3にして,太りにくい体をつくるダイエット法です。


【ハリウッドダイエットの呼び名の由来とは】


もともとは,10数年前アメリカの学者が考案した「ゾーンダイエット」と呼ばれるものです。
ゾーンダイエットは,スポーツアスリートに受け入れられ,オリンピックで大きな成果を上げました。
また,ハリウッドスターの健康トレーナーもこれを取り入れたため,この呼び名があります。


【カロリー比率を4・3・3に保つ「ゾーン」状態とは】


このダイエットでは,1食当たりの炭水化物,タンパク質,脂肪の力ロリー比率を4・3・3にします。
これを基本とすることで,ホルモンのバランスが最適となり,脂肪が燃えて太りにくくなるのです。
この状態を「ゾーン」と呼んでいます。


炭水化物を大量にとると,「インスリン」が多く分泌され太りやすくなります。
このインスリンの働きを抑えるのが「グルカゴン」と呼ばれるホルモンで,タンパク質をとることによって分泌量が多くなります。
炭水化物4,タンパク質3の割合のときに,インスリンとグルカゴンのバランスがゾーン状態になります。


脂肪には,体に重要な「エイコサノイド」というホルモンを分泌させる働きがあります。
このエイコサノイドには,善玉と悪玉があり,このバランスをとってゾーン状態を保ちます。


以上のような観点から,4・3・3のカロリー比率が計算されたのです。


【力ロリー比率に従った食事量の決め方とは】


力ロリー比率に従って,1日にとる食事の量を決めます。
自分のLBM(除体脂肪量)×活動レベル指数で,1日にとるタンパク質の量を計算するのです。
例えば,体重65キログラムで体脂肪率23.6%,活動レベル指数が1.3のA子さんの場合,以下の計算により,1日にとるタンパク質は約65グラムになります。


・体重(65キログラム)×体脂肪率(0.236)=体脂肪量(15.34キログラム)
・体重(65キログラム)-体脂肪量(15.34キログラム)=LBM(49.66キログラム)
・LBM(49.66キログラム)×活動レベル指数(1.3)=タンパク質摂取量(64.558グラム/日)


炭水化物,脂肪は4・3の比率で力ロリー,分量計算をします(タンパク質と炭水化物は1グラム4キロカロリー,脂肪は1グラム9キロカロリー)。


炭水化物はできるだけ野菜や果物から,タンパク質は魚や鶏肉など低脂肪からとり,これで空腹感があるようなら炭水化物の量を10%ほど増やせばよいでしょう。
脂肪はタンパク質の食材にも含まれているとはいえ,不足するので,炒め物で少量の油,あるいはドレッシングなどからもとるとよいでしょう。

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